国税の納付については銀行や税務署での支払いのほか、事前登録による銀行引き落としが一般的でした。
ペイジーは一部税金のみ利用可能、クレジットカードによる納付は手数料がかかることから、いずれもやや魅力に欠けるものでした。
今回始まるPAY払い(○○ペイ)については納付の手間が少なく、納税者に手数料がかからないことから、大変魅力的な納付方法になると思われます。
以下にメリット・デメリットをまとめました。
(PAY払いのメリット)
- 納付のために銀行や税務署に行く必要がない
- 手数料がかからない
- 納付のための事前手続きが不要と思われる
- 個人の税金(所得税など)だけでなく、法人の税金(法人税など)にも利用可能
- 利用できるPAY払いが多い(PayPay、d払い、auPAYなど。楽天payも対応予定)
(PAY払いのデメリット)
- 一度に納付可能な金額の上限が30万円
- 領収書の発行が難しい
- フィッシング詐欺に注意する必要がある
- アカウント残高からの支払い限定のため、納付金額によってはPAY払いの残高上限を変更する必要がある
実際の利用開始は令和4年12月1日からとなります。
またリーフレットは既に公開されていますので、こちらも参考になります。
国税庁HPの案内ページはこちらです。